ブッダのことば
この詩集には、犀の角という章があって、~犀の角のようにただ独り歩め。という言葉で締めくくられる詩が74作ある。
「貪(むさぼ)ることなく、詐(いつわ)ることなく、渇望することなく、(見せかけで)覆うことなく、濁りと迷妄とを取り除き、全世界において妄執のないものとなって、犀の角のようにただ独り歩め」
「朋友・親友に憐れみをかけ、心がほだされると、おのが利を失う。親しみにはこの恐れのあることを観察して、犀の角のようにただ独り歩め」
上に書いたようにたくさんあるのだが、今日は、自分が気になる2つの詩を例にあげてみた。欲望を抑制することはなかなか難しい。だが、私はなんとかこれを実践したいと願う。友人との付き合い。
いなければ寂しいし、いつも一緒じゃわずらわしい。これもほどほどに抑制していかねばならぬ。逆に私を憐れんでほしいと願い、友を一人(二人になるかもしれない)失った。苦しい時には悩みを打ち明けることのできる友人こそが必要だが、誰に打ち明けるのかよく考えて行動しないと友は大きな負担に耐えられず去ってしまう。
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